OpenBSDで日本語環境(X11上で入力編)

まず、関連するpackageを入れておきます。

# pkg_add -i -vv sazanami-ttf scim-anthy bash

フォントやscimを有効にする環境変数を設定します。

$ vi .profile
export LANG=ja_JP.UTF-8
export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8
export GTK_IM_MODULE="scim"
export QT_IM_MODULE="scim"
export XMODIFIERS="@im=SCIM"
$ vi .xinitrc
(最後のexec hogehogeの前に)
/usr/local/bin/scim -d &

bashで日本語入力が通るようにします。

$ vi .inputrc
set convert-meta off
set meta-flag on
set output-meta on

X.orgを起動して、xtermなどからscimの環境設定を開きます。

$ /usr/local/bin/scim-config

設定が終わったら、X.orgを再起動して(scimを再起動して)環境設定を有効にします。
おもむろにCtrl+Spaceなどを押してみると、右下にSCIMのウィンドウが出てくるはずです。
文字を入力すれば、カーソルの位置で変換窓が開き、変換が行えるはずです。
uxterm+bashなどで入力を試すことができます。表示はecho *などで。