Debian de EPG録画
DebianでFriioが使えるようになったので、次はEPG番組表を使った録画に挑戦します。
インストール
DTV関係ファイル置き場 -過去ログ検索-から
epgdump r2関連ファイルをゲットして展開、パッチあてを行います。
debian:~# ls up0027.zip up0036.gz up0200.gz up0246.zip up0248.zip ＜unzipしたりcat file|patch -p1したり＞
tsファイルを使ってEPGの出力を調べ、よさそうなら/usr/local/binに放り込みます。
debian:~# ./epgdumpr2/epgdump test ./test1.ts - <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> ＜略＞ debian:~# cp ./epgdumpr2/epgdump /usr/local/bin/
debian:~# apt-get install -y apache2 libapache2-mod-php5 php5-mysql php5-cli mysql-server mysql-client phpmyadmin
configではapatch2を選択しておきます。
ブラウザでhttp://[debian]/phpmyadmin/にログインし、特権タブからユーザーを作成します。このとき、ホストをローカルとし、同名のデータベースを作成してすべての特権を与える、を選択しておきます。また、/etc/at.denyからwww-dataを削除しておきます。
次にEPGrecをゲットしてきて展開し、httpサーバのdocumentrootに移動します。
debian:~# ls epgrec* epgrec-20100322.tar.gz debian:~# tar xvzf epgrec* debian:~# mv epgrec /var/www/
設定
config.php(環境設定)、do-record.sh(録画用スクリプト)を編集します。
また、実際にコマンドを発行して録画できることを確認します。
debian:/var/www# OUTPUT=test2.ts CHANNEL=27 DURATION=30 TUNER=0 TYPE=GR /var/www/epgrec/do-record.sh
epgrecのindex.phpをブラウザから開き、設定を確認します。
問題がなくなったら最下行のリンクをクリックし、続けて各設定を行います。
最後にcronの設定をしてEPG受信を開始します。
debian:/var/www# cp /var/www/epgrec/cron.d/getepg /etc/cron.d/
デバイスの使用権限を確認し、必要ならpermission.rulesを設定します。
debian:/dev/bus/usb/005# ls -l total 0 crw-rw-r-- 1 root root 189, 512 Sep 12 08:55 001 crw-rw-r-- 1 root root 189, 515 Sep 12 08:55 004 crw-rw-r-- 1 root video 189, 546 Sep 13 16:35 035 crw-rw-r-- 1 root video 189, 547 Sep 13 16:59 036 crw-rw-r-- 1 root video 189, 548 Sep 13 16:35 037 debian:/dev/bus/usb/005#
グループがvideoに、パーミッションが664になっているところがポイントで、videoグループに入っているwww-dataユーザーがフリーオを操作できるようにしています。
もしここがroot:rootになっているようなら/etc/udev/rules.d/に99-friio.rulesを作成して以下のように書き込みます。
# friio
SUBSYSTEM=="usb", ENV{DEVTYPE}=="usb_device", \
ATTRS{idVendor}=="7a69", ATTRS{idProduct}=="0001", \
MODE="0664", GROUP="video"/etc/init.d/udev restartをかけてフリーオを再接続すれば、root:videoになっているはずです。
