ZFS上の文字コードを指定する
FreeBSD上のZFSをNFS exportしてSnow Leopardで読み書きする場合、文字コードをutf-8で使うことになりますが、FreeBSD上で使われるutf-8はNFC、MacOSX上で使われるutf-8はNFDであるということで、濁音の処理などで不都合が発生します。
そこでZFSの機能の一つであるnormalizationプロパティを指定して、utf-8の整合性をとろうという作戦です。
man zfsによると、normalizationプロパティにはnone, fromD, fromKFCが選択できるとのこと。本当はfromCなどとして寄せてしまいたいところですが、fromDでUTF8(NFD)に設定します。
プロパティの指定はzfsコマンドでファイルシステムを作成する時に行います。
gauntlet# zfs create -o normalization=formD tank/store